記録と感想

みたもの よんだもの かんじたこと の記録

SHAKALABBITSと私

SHAKALABBITSが来年いっぱいで活動休止らしい。辞めるわけではないけれど、さみしい。

 

SHAKALABBITSは私の高校生活の全てと言っても過言ではない。

 

二個上の先輩がコピーしているのを見て、「私たちもやりたいね」って始まった。

 

下手なりに結構頑張った。と思う。

 

私は先輩みたいに上手にもかっこよくも弾けなかったけれど、私のギター弾くところまた見たいと言ってくれる人がいるのは嬉しかった。もう少したくさんの人に影響を与えたかったとは思うけれど。

 

学校へ行くときはほとんどSHAKALABBITSを聞いていたし、夜寝るときもSHAKALABBITSを聞いていた。

 

保存されたプレイリストを聞くと、卒業アルバムを開いたように、懐かしい気持ちになる。

 

各駅停車の常磐線

 

高校生の時に使っていたノートには、手ノヒラ宝石の歌詞と、ukiちゃんのイラストを真似た下手な落書きが書かれている。

 

SHAKALABBITSの創り出す雰囲気の全てが好きだった。

 

思い切り歪ませたパワーコードの曲も、

アコースティックのアルペジオも。

 

私たちがコピーしたのは、明るくてワイワイした曲の方が多かったけれど、今はもっとかっこいい曲もやりたかったなぁって。

 

まだまだ4人でやりたい曲は、たくさんあった。聞くたびに増えていく気がする。

 

3年間では足りなかった。

 

 今も、SHAKALABBITSを聞きながらブログを書いている。

 

この曲はうまくできなかったなぁとか

この曲はたくさん練習したなあとか

この曲決めるとき少し喧嘩したかもとか

 

スタジオでした無駄な話も全部大切な時間だったのかなぁとか。

 

放課後の練習の間の無駄な話も。

 

SHAKALABBITSと一緒に全部。

 

 

プレイリストはいつでも開ける。

一旦お休み。

 

 

 

 

 

 

バンドはこういうことがあるから、

行ける時にライブに行っておきたいネ。

 

 

 

 

 

バンドBのすべて

2016年11月11日 下北沢GARAGE

結成日に下北沢GARAGEでやるライブは特別でしたね。

 

BaseBallBearを好きな人がなぜBaseBallBearを好きなのかがよくわかるセットリストでした。

 

この間投票もあったからね。

 

ライブレポを書く気はありません。

ので、思ったことを忘れないように書き留めるだけです。

が、少しやった曲も書いてますのでセトリ見たくない方はこの先を読まないが吉。

 

 

BaseBallBearはわたしがバンドを好きになるきっかけでそして青春すべてなわけです。今も含め。

 

14歳の時にたまたまyoutubeBaseBallBear(たしかレモンスカッシュ感覚)を聴いて、Cメロに心を奪われました私は、ノートや下敷きに歌詞を書きまくったものです。懐かしい。恥ずかしい。

 

今回は普段あまりやらないような曲もやってくれてすごく嬉しかったですね。

 

BOYS MAY CRYとか。

 

屋上登ったったって

土手で風たったって

 

ね、青春期にやりがち。あるある。

 

 

うしろにいたサラリーマンはそんな青春期にを過ごしたのでしょう。ステキ。

 

でも、この青春甘酸っぱソングたちは、今を生きているのではなく青春期という過去で生きているのだと思います。BaseBallBearの中でも、私たちの中でも、過去の中で鳴っている。今が青春期の人にとっては、今の中で鳴るのよ。

 

この間のアルバムC2の、瞹してると不思議な夜はたしかCDJでもやっていた気がする。瞹してるのカッティングがかっこよすぎるのでこれを読んだ人はみんな聞いてください。

 

今日、アンコールで披露してくれた新曲は、めちゃめちゃカッコよくて(語彙力がない)、C2以降の新たなBaseBallBearだと思いました。

 

ベースも全然違うよほんとに。スラップなんかしていなかったよ前は。今はもうものすごいもの。

 

私もいつもはついついギターに注目してしまうのだけれど、ドラムも昔からキレッキレですよ。きょうはやらなかったけど、海になりたいを聴いてほしい。ドラムは。これが生で聴くとめちゃめちゃ気持ちいいんですね。きょうはやらなかったけど。

 

今日新曲の後に夕方ジェネレーションをやったのは意味ありまくりです。意味しかないです。たぶんきっと、、、。

 

新曲、逆バタフライエフェクトは、まだ未完成で、私の大好きなCメロが無かったので、出来上がりを楽しみにこれからを生きます。

 

おめでとうございます。

また明日も観てくれるかな?

解体が決定している新宿歌舞伎町振興組合ビルでアーティスト集団Chim↑Pomが展示をしています。ので行ってきました。

 

もともとこのビルは、ハプニングバーや雀荘、そしてラーメン二郎インドカレー屋が入っていました。

 

受付で、承諾書(ゲガしても責任は負いませんということ)にサインをして4階からまわります。

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真っ青。ここがハプニングバーだったフロアです。

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新宿スワンも青色。

 

階段で3階へ行きます。

 

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ここは雀荘だったフロアです。

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たくさんの煙を吸い込んだ壁はヤニで黄色く、ポスターが貼ってあったと思われる一部だけ白が残っていました。

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これはエロキテル。

人間の性欲をエネルギーに変えて発電をしてくれるスーパー装置です。

 

あとはねずみちゃん。

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 続いて2階。一番好きだと思いました。

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かつては人間が掃除をしていたけれど、今はロボットが掃除をしている。だったらアートもロボットに

 

みたいなことが書かれていたような気がします。

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無機質に動くルンバが描き出した渦巻き。と黒ずくめのわたし。

 

最後。一階。

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今回の展示の象徴らしいです。

ビルバーガー。

4階からぶち抜いてそのまま挟んじゃってます。

上から見るとこんな感じ。

 

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新宿だからできたことらしいです。

 

15日の夜は、 悪魔のしるしによる百人斬りのイベントがあって、

 

たくさん人が集まっちゃって 、何事だ〜〜みたいな。

 

この話はちんぽむの人が関係者の人に話しているのを盗み聞きしたのですが、

 

この展示でのイベントではおまけではなく、イベントも含めて展示。

 

のようなことをおっしゃっていました。

 

こういうハプニング的なことが2016年にも起きる、やる人がいる。時を感じます。21年しか生きてないけれども。

 

このビルが建った時とは、まるで違う風景が新宿歌舞伎町には広がっています。

 

ゴジラのビルができて、広くなった道はなんだか少し寂しげでもあります。

 

新宿はセックスが入り乱れていたとも言っていました。

 

性のネオンは2020年にはきえてしまうのでしょうか。

 

煙草で黄色くなった壁も。

 

2020年は、どんな景色になっているのでしょうか。

 

 

リアル鬼ごっこ

園子温の映画なのに、所詮あのリアル鬼ごっこでしょう〜〜と思って見ていなかったので、今。

 

やっぱり、園子温の映画ダった〜〜〜〜。

 

透けるブラジャー、

めくれるスカート、

覗くパンティ。

 

ちぎれる胴体、

撃たれる顔面、

吹き出す血!

 

です。

 

この映画ただグロありパンチラありなだけではないと思います。

二回は見ないと語れない。

ので、もう一回みます。

 

ネタバレだけれど、

ミツコの世界はゲームの世界でして女の子しか出てこなくて、ミツコが出口を出るとミツコ以外は男しか出てこない。

なぜなのでしょう〜〜。

 

男たちがゲームの中の女の子たちで遊んでいるのでしょうか〜〜。

ん〜〜〜〜。

 

看板の光で照らされる男の裸はなんだか性的な印象をもった。

寺山修司っぽいと思った。

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女の子が並んでいて、人形みたいだと思った。

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途中の、シュールという名の女の子が詩を読むように話す場面、とてもよかった。

 

 

 

 これは関係ない。

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渇き。

J:comのおかけで充実した映画ライフを送っている。

日本映画専門チャンネルで、月イチ衝撃作というのがありまして。

衝撃作をそのままカットしないで放送してくれる、ありがたいチャンネル。愛の渦とか、私の奴隷になりなさいとか。セックスのシーンが多い映画をリビングの大きいテレビで観られないのが難点。

 

今回は『渇き。』

 

2014年、大学入って仲良くなり交際寸前だった人と観に行った、、、

 

汗と血と煙の汚さと

プールと制服とかなこの美しさ。

この対比が素晴らしい。

 

と私は思ったのですが、一緒に観に行った友達は気分が悪くなっていたようなので言えませんでした。

 

一回目、時系列がわからなくてストーリーを完璧に理解できなかったのが悔しかった。

 

二回目、時系列がやっぱりわからなくてストーリーを完璧に理解できなくて悔しかった。

 

ぜったいに三回目を観ます。

 

レイプ、シャブパーティーのシーン。

人が狂っているのを観ていて楽しい。

 

人を撃つのもためらいがなくて面白い。

指撃ち抜かれているのに、車の窓割れていないのが謎だけれど。

 

バイオレンスなシーンは勢いがなくてはね。

 

渇き。のいいところは、

小松菜奈のでてくるシーンがとにかく美しいところ。

役所広司の出てくるシーンがとにかく汚いところ。

 

一番最後のシーンは2つがうまく混ざっていて、あぁなるほどねぇと思った。(今回気づきました。)

 

渇きはちゃんと観ないとわからなくなってしまう。 

 

 

 

ウェイクアップアンド…

肩を並べて江戸川沿いを歩く男女を電車の中から眺めながら23を聴いている。

このまま常磐線で好きな人の住む町へ行けたらなぁなんて思いつつ。

 

プププランドは電車に乗っている時に聴きたくなる。

 

電車で好きな人に会いに行く時の、楽しみだけど、ちょっとドキドキしちゃって、余計なこと考えちゃう、あの感じ。

 

あの感じと一緒に聴きながら、電車の窓の外を見るのが好き。

 

 

窓の向こうの方では太陽が沈んでいて、大好きな鉄塔がオレンジの中に立っている。

 

居酒屋の看板が光り始めて、高層ビルの電気、高速道路のライトがキラキラしてる。

 

そんな景色を眺めながら、御茶ノ水へ向かっている。

 

好きな人には会えないけれど

 

BGMはプププランド