記録と感想

みたもの よんだもの かんじたこと の記録

時代はサーカスの象にのって

1.21 新宿FACE

 

実験的な演劇。

 

中央のリングで繰り広げられる8つのストーリー。

寺山修司の作品を観ると、毎回、言葉に引き込まれそうになる。

8×15

 

 

フットボールの規則による"幸福論"の試み』

 

 もしわたしにボールを投げられたらと考えてみたわたしにとっての幸福とは、

 

・今この瞬間演劇を見ている時であったし、

・喫茶店でぼうっとしている時かもしれないし、

・好きな人に会えた時の可能性もあったけれど、

 

その時浮かんだのは

若手俳優を拝んでいる時という、しょうもない自分がさみしくなった。

 

 

 

前方のステージはSHAKALABBITSのステージ。SHAKALABBITSの演奏を聴いただけで泣いてしまいそうで、憧れはずっと消えていなかった。

 

 

 

ステージを見られる日だったので、間近でセットを見られました。

 

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CDJ

年が明けて二週間が経ってしまいました、が、12月31日のCDJBaseBallBearついて書きます。

 

3回めの年越しCDJになるはずでした。

持病のため止むを得ず20時で帰宅。

 

今回のセットリストは前回のCDJとは全然違うものでした。

王道のフェスセトリです。初心に戻った気がしました。

 

真冬にやったElectric Summerはセンスが微妙にずれているBaseBallBearらしいです、ね。

 

BaseBallBearがどんな思いでこのセットリストにしたかなんて、私にはわからないし、考える必要もないです。

 

このCDJで、2017年への勢いを感じました。

 

下北沢で未完成だった逆バタフライエフェトが完成していて、めちゃめちゃかっこよかったです。

 

 

12/31 セットリスト

17才

Breeeeze Girl

祭りのあと

逆バタフライエフェト

 Short hair

Tabibito in the dark

yoakemae

Electric Summer

 

 

 

SHAKALABBITSと私

SHAKALABBITSが来年いっぱいで活動休止らしい。辞めるわけではないけれど、さみしい。

 

SHAKALABBITSは私の高校生活の全てと言っても過言ではない。

 

二個上の先輩がコピーしているのを見て、「私たちもやりたいね」って始まった。

 

下手なりに結構頑張った。と思う。

 

私は先輩みたいに上手にもかっこよくも弾けなかったけれど、私のギター弾くところまた見たいと言ってくれる人がいるのは嬉しかった。もう少したくさんの人に影響を与えたかったとは思うけれど。

 

学校へ行くときはほとんどSHAKALABBITSを聞いていたし、夜寝るときもSHAKALABBITSを聞いていた。

 

保存されたプレイリストを聞くと、卒業アルバムを開いたように、懐かしい気持ちになる。

 

各駅停車の常磐線

 

高校生の時に使っていたノートには、手ノヒラ宝石の歌詞と、ukiちゃんのイラストを真似た下手な落書きが書かれている。

 

SHAKALABBITSの創り出す雰囲気の全てが好きだった。

 

思い切り歪ませたパワーコードの曲も、

アコースティックのアルペジオも。

 

私たちがコピーしたのは、明るくてワイワイした曲の方が多かったけれど、今はもっとかっこいい曲もやりたかったなぁって。

 

まだまだ4人でやりたい曲は、たくさんあった。聞くたびに増えていく気がする。

 

3年間では足りなかった。

 

 今も、SHAKALABBITSを聞きながらブログを書いている。

 

この曲はうまくできなかったなぁとか

この曲はたくさん練習したなあとか

この曲決めるとき少し喧嘩したかもとか

 

スタジオでした無駄な話も全部大切な時間だったのかなぁとか。

 

放課後の練習の間の無駄な話も。

 

SHAKALABBITSと一緒に全部。

 

 

プレイリストはいつでも開ける。

一旦お休み。

 

 

 

 

 

 

バンドはこういうことがあるから、

行ける時にライブに行っておきたいネ。

 

 

 

 

 

バンドBのすべて

2016年11月11日 下北沢GARAGE

結成日に下北沢GARAGEでやるライブは特別でしたね。

 

BaseBallBearを好きな人がなぜBaseBallBearを好きなのかがよくわかるセットリストでした。

 

この間投票もあったからね。

 

ライブレポを書く気はありません。

ので、思ったことを忘れないように書き留めるだけです。

が、少しやった曲も書いてますのでセトリ見たくない方はこの先を読まないが吉。

 

 

BaseBallBearはわたしがバンドを好きになるきっかけでそして青春すべてなわけです。今も含め。

 

14歳の時にたまたまyoutubeBaseBallBear(たしかレモンスカッシュ感覚)を聴いて、Cメロに心を奪われました私は、ノートや下敷きに歌詞を書きまくったものです。懐かしい。恥ずかしい。

 

今回は普段あまりやらないような曲もやってくれてすごく嬉しかったですね。

 

BOYS MAY CRYとか。

 

屋上登ったったって

土手で風たったって

 

ね、青春期にやりがち。あるある。

 

 

うしろにいたサラリーマンはそんな青春期にを過ごしたのでしょう。ステキ。

 

でも、この青春甘酸っぱソングたちは、今を生きているのではなく青春期という過去で生きているのだと思います。BaseBallBearの中でも、私たちの中でも、過去の中で鳴っている。今が青春期の人にとっては、今の中で鳴るのよ。

 

この間のアルバムC2の、瞹してると不思議な夜はたしかCDJでもやっていた気がする。瞹してるのカッティングがかっこよすぎるのでこれを読んだ人はみんな聞いてください。

 

今日、アンコールで披露してくれた新曲は、めちゃめちゃカッコよくて(語彙力がない)、C2以降の新たなBaseBallBearだと思いました。

 

ベースも全然違うよほんとに。スラップなんかしていなかったよ前は。今はもうものすごいもの。

 

私もいつもはついついギターに注目してしまうのだけれど、ドラムも昔からキレッキレですよ。きょうはやらなかったけど、海になりたいを聴いてほしい。ドラムは。これが生で聴くとめちゃめちゃ気持ちいいんですね。きょうはやらなかったけど。

 

今日新曲の後に夕方ジェネレーションをやったのは意味ありまくりです。意味しかないです。たぶんきっと、、、。

 

新曲、逆バタフライエフェクトは、まだ未完成で、私の大好きなCメロが無かったので、出来上がりを楽しみにこれからを生きます。

 

おめでとうございます。

また明日も観てくれるかな?

解体が決定している新宿歌舞伎町振興組合ビルでアーティスト集団Chim↑Pomが展示をしています。ので行ってきました。

 

もともとこのビルは、ハプニングバーや雀荘、そしてラーメン二郎インドカレー屋が入っていました。

 

受付で、承諾書(ゲガしても責任は負いませんということ)にサインをして4階からまわります。

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真っ青。ここがハプニングバーだったフロアです。

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新宿スワンも青色。

 

階段で3階へ行きます。

 

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ここは雀荘だったフロアです。

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たくさんの煙を吸い込んだ壁はヤニで黄色く、ポスターが貼ってあったと思われる一部だけ白が残っていました。

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これはエロキテル。

人間の性欲をエネルギーに変えて発電をしてくれるスーパー装置です。

 

あとはねずみちゃん。

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 続いて2階。一番好きだと思いました。

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かつては人間が掃除をしていたけれど、今はロボットが掃除をしている。だったらアートもロボットに

 

みたいなことが書かれていたような気がします。

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無機質に動くルンバが描き出した渦巻き。と黒ずくめのわたし。

 

最後。一階。

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今回の展示の象徴らしいです。

ビルバーガー。

4階からぶち抜いてそのまま挟んじゃってます。

上から見るとこんな感じ。

 

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新宿だからできたことらしいです。

 

15日の夜は、 悪魔のしるしによる百人斬りのイベントがあって、

 

たくさん人が集まっちゃって 、何事だ〜〜みたいな。

 

この話はちんぽむの人が関係者の人に話しているのを盗み聞きしたのですが、

 

この展示でのイベントではおまけではなく、イベントも含めて展示。

 

のようなことをおっしゃっていました。

 

こういうハプニング的なことが2016年にも起きる、やる人がいる。時を感じます。21年しか生きてないけれども。

 

このビルが建った時とは、まるで違う風景が新宿歌舞伎町には広がっています。

 

ゴジラのビルができて、広くなった道はなんだか少し寂しげでもあります。

 

新宿はセックスが入り乱れていたとも言っていました。

 

性のネオンは2020年にはきえてしまうのでしょうか。

 

煙草で黄色くなった壁も。

 

2020年は、どんな景色になっているのでしょうか。

 

 

リアル鬼ごっこ

園子温の映画なのに、所詮あのリアル鬼ごっこでしょう〜〜と思って見ていなかったので、今。

 

やっぱり、園子温の映画ダった〜〜〜〜。

 

透けるブラジャー、

めくれるスカート、

覗くパンティ。

 

ちぎれる胴体、

撃たれる顔面、

吹き出す血!

 

です。

 

この映画ただグロありパンチラありなだけではないと思います。

二回は見ないと語れない。

ので、もう一回みます。

 

ネタバレだけれど、

ミツコの世界はゲームの世界でして女の子しか出てこなくて、ミツコが出口を出るとミツコ以外は男しか出てこない。

なぜなのでしょう〜〜。

 

男たちがゲームの中の女の子たちで遊んでいるのでしょうか〜〜。

ん〜〜〜〜。

 

看板の光で照らされる男の裸はなんだか性的な印象をもった。

寺山修司っぽいと思った。

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女の子が並んでいて、人形みたいだと思った。

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途中の、シュールという名の女の子が詩を読むように話す場面、とてもよかった。

 

 

 

 これは関係ない。

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