記録と感想

みたもの よんだもの かんじたこと の記録

夜空はいつでも最高密度の青色だ

 

東京に住みたいと、東京の人になりたいと、漠然とした憧れがあったけれど、たぶんわたしは東京が嫌いだと、そうおもいました。

 

トーリーは正直おもしろくない。

映画に起承転結を求める人には向いてない。

池松壮亮の恋愛映画ではない。

 

詩が好きな人、詩的なセリフが好きな人は、

たぶん、好きな映画だと思います。

 

スクリーンに半分しか映らない風景や、都会のギラギラキラキラした風景は映画館で観てよかったなあと思いました。

 

わたしの好みとしては、もう少し性的な描写があったほうがリアルで面白いのかなと思ったけれど、それが逆に詩の世界を詩の世界のまま感じさせてくれたのかもしれません。

 

渋谷で少しアルバイトをして、

 

渋谷はずっとひとがたくさんいて、

道路の脇の水溜りは汚くて、

やっぱり、この街は嫌いだと。

 

都会をすきになった瞬間、 

自殺したようなものだよ。

 

 

怒り

映画館で見ようと思っていたらいつのまにか終わってしまっていたので。

 

妻夫木聡綾野剛のラブシーンを見るためだったけれど、どうでもよくなるくらい役者陣の演技に引き込まれました。

 

ずっと眉間にしわを寄せて見ていた映画は久しぶりでした。

 

信じたいけど信じきれない心情が伝わってくる。

 

実際、犯人探しなんてどうでもよくて、一つの事件のせいで疑いの心を抱いてしまった人間の話でした。

 

犯人は捕まるし、バッドエンドではないけれど、すっきりしないもやもやが残る映画で、ものすごく見応えがありました。

 

昨日の昼間に見終わったけれど、まだ少し苦しい。

 

 

 

PARKS

舞台挨拶行ってきました~~。

 

写真のような映画でした。染谷将太のラップに笑いそうになりながらも、ところどころで泣きそうになりました。

 

風で揺れるカーテン

ギターを弾くところ

再生するテープ

病院

公園の放送

 

大人になりたくないと思ってしまいました。

楽しい映画って言っていたけど、私にとってはなんだか切なかったです。

 

公園の放送の声がやくしまるえつこだったり、ライブのシーンでシャムキャッツが演奏していたり、好きな音楽だらけの映画でした。

 

橋本愛ちゃんと永野芽郁ちゃんはとてもきれいでした。染谷将太は変なTシャツをきてずっと猫背でした。

 

 

 

光源

わたしが愛してやまないロックバンBaseBallBearの新しいアルバム『光源』の感想を述べます。

 

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3人になって初めてのアルバムです。音楽にはそれほど詳しくないのでただ好きなだけな人の感想として受けとってね。

 

1.すべては君のせいで

きみのせいで世界がキラキラ。きみのせいでな曲、結構あると思います。聞きたいシーンとしては、夜信号と街灯が光る車の通りが激しい都内の道路の歩道です。

 

2.逆バタフライエフェクト

下北沢で初めて聞いてその時はまだ完成していなかった曲です。このアルバムで個人的には一番好きです。Bメロのギターが好き。Cメロも好き。BaseBallBearの大サビ前が好き。

 

3.Low way

なんかオシャレです。聞きたいシーンは、9月の夜、寝る前に部屋のベッドの上から月を見ながら。又は、街灯しかない家までの道を1人で歩きながら。私は3:05のゆっくり~でちょっと笑います。

 

4.(LIKE A)TRANSFER GIRL

これもなんかオシャレです。4月の夜、肌寒い風が吹く中、歩道橋を渡る時に聞きたいです。わたしはTRANSFER GIRLよりBREEEEZE GIRLになりたいです。

 

5.寛解

全治まではいかないけど治って穏やかなことらしいです。これもなんかオシャレです。ギターがLACKY TAPESみたい。〇〇みたいというのは良い悪いの意味はないので悪しからず。

 

6.SHINE

久しぶりの青春ソングっぽいです。完全に懐古です。思い浮かぶ映像が8ミリカメラのようなのでわたしも大人になりました。夏の夜に学校のプールに忍び込んでドキドキしながらプールサイドに腰掛けてキスをしたいです。

 

7.リアリティーズ

ライブの中盤で盛り上がる曲の前にやる、会場を落ち着かせる曲っぽいです。

 

8.Darling

こっそりつぶやく(余白と)が毎回気になる曲です。大人になってくけど、あの頃を忘れてはいけないなあと思います。BaseBallBearの中の女の子は儚いイメージです。

 

 

大人っぽい曲から青春な曲まで、バランスよく入っていると思いました。全部3人で演奏しているということに感動しました。

アナログ盤が早く欲しいです。レコードは針を落とす瞬間から心がときめくので早く開封して針を落としたいです。

歌とギターが魅力的なのはもちろんですが、前回のアルバムC2からかっこよくなったベースとキレのいいドラムが、さらに気持ちよくしてくれています。最高。ライブだとドラムが特に気持ちいいです。

 

日比谷ノンフィクションを楽しみにしています。

 

 

アンチポルノ

2017年4月13日、キネマ旬報シアター

 

予想していたポルノ映画ではなかった。

園子温感”をすごく感じた映画だった。

 

トーリーを考えてはいけないし、

意味を求めすぎてはいけない。

 

ただ、映画の中のセリフ(というよりは詩と言った方が正確かもしれない)と肉体を楽しむ。

 

そんな映画だった気がする。

 

スタンリーキューブリック時計じかけのオレンジを想像させるシーンや

寺山修司の実験的舞台を想像させるセリフが

 

わたしにとっては気持ちよかった。

 

けれど、観終わった後、とてつもない疲労を感じた。

 

 

 

 

牝猫たち

ロマンポルノ・リブート・プロジェクト

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園子温のアンチポルノだけ観ようと思っていたけれど、他を見ないと違いも良さもわからないので、白石和彌監督の牝猫たちを見てきました。

 

ロマンポルノは『10分に1回濡れ場』というルールがあります。

 

映画という芸術作品なので、濡れ場がとても美しいです。

 

裸って素晴らしい。衣服があってこその裸だ。

と思いました。

 

とろサーモンの村田が好きな人は是非。

クズなのかいい奴なのかよくわからないけれど、口移しは最高でした。

 

 

エロい女になりたい。

 

 

屋上のセックスは絵画。

 

以上です。

 

アダルトVRを体験した話

秋葉原で、オタクたちに混ざり、アダルトVRを体験しました。

 

 

 VRカノジョと、

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なないちゃんとあそぼ

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VRカノジョは、

コントローラーを使うので、カノジョを触ると感触はないけれどカノジョが反応してくれます。(スカートまくると嫌がられる)

 

なないちゃんは、

エアドールにスマホをつけて、フルフルの機能を使うので、(ビニールだけど)いるという感じは味わえます。ただ、触っても反応はないので悲しいです。

 

アニメのアダルトVRをやっているのは日本だけらしく、海外は主に実際の映像がほとんどらしいです。CGの方がいろいろな可能性があるらしい、、、。

 

 

私は思います。

 

アダルトVRが今後さらに発展したら、

女の子とホイホイセックスできるような男の人は、そのままですが、、

女の子と話すこともできない人はどんどん話すことができなくなるのではないか、と。

 

今回は、

私が女の子とセックスをしている、というよくわからない状況でしたが、

 

今後、

例えば、鈴木一徹がVR界に登場して、なないちゃんのように人形を使って、女の子たちも鈴木一徹としているかのような感覚を味わうことのできる世界が来るかもしれない。

と思いました。

 

 

 

何も考えずにただ行っただけなので支離滅裂です。

 

 

最後に率直に。

 

これを手にしたオタクはますます3次元の女の子と話せなくなると思います。