友罪
2018/06/02
予備知識ゼロで鑑賞。
友人が過去に凶悪な犯罪を起こしていたら。
と言う単純な話だと思っていたけれど、そんな単純ではなかった。
被害者遺族と、加害者、加害者家族。
生と死。
全ての立場が平等に描かれていた。
それぞれの苦悩がそれぞれの立場から。
過去に過ちを犯した人は幸せになっちゃいけないんですか。
わたしはそう思っていたけれど、
もしかしたらそうではないのかもしれないと思った。
それぞれが苦しみを抱えていて、
その苦しみがわかる映画だからこそ、
上映時間中は重く苦しい空気だった。
多方面から物事を見るべきだと思わせてくれる映画だった。
指が飛んだり殴ったりはいいけど、
女性がつけられるシーンはどうしてもダメなトラウマ。