素敵なダイナマイトスキャンダルをみました。
2018/03/23
昭和のアンダーグラウンド、エログロナンセンスな文化が好きな人は、めちゃくちゃ興奮する映画だと思った。
昭和の時代の猥褻な言葉は、平成を生きている私にはどこか上品に聞こえてくる。
卑猥さの言葉遊びは、芸術であると私は思う。
横尾忠則のポスターが部屋に飾られていたり、描かれる絵はどこかサイケデリックな色をしていたり、改めて横尾忠則がいかにアングラポスター界を代表しているかがわかる映画だった。
映画館には私とおじさんしかいなかった。おじさんは楽しそうに映画を見てた。
少しでも昭和のエロに触れた世代はすごく面白いんだろうなぁと思った。
前田敦子は昭和の少し不幸な女の子の役がとっても似合う。すごく似合う。