2017-04-14 アンチポルノ 2017年4月13日、キネマ旬報シアター 予想していたポルノ映画ではなかった。 “園子温感”をすごく感じた映画だった。 ストーリーを考えてはいけないし、 意味を求めすぎてはいけない。 ただ、映画の中のセリフ(というよりは詩と言った方が正確かもしれない)と肉体を楽しむ。 そんな映画だった気がする。 スタンリーキューブリックの時計じかけのオレンジを想像させるシーンや 寺山修司の実験的舞台を想像させるセリフが わたしにとっては気持ちよかった。 けれど、観終わった後、とてつもない疲労を感じた。