また明日も観てくれるかな?
解体が決定している新宿歌舞伎町振興組合ビルでアーティスト集団Chim↑Pomが展示をしています。ので行ってきました。
もともとこのビルは、ハプニングバーや雀荘、そしてラーメン二郎とインドカレー屋が入っていました。
受付で、承諾書(ゲガしても責任は負いませんということ)にサインをして4階からまわります。
真っ青。ここがハプニングバーだったフロアです。
新宿スワンも青色。
階段で3階へ行きます。
ここは雀荘だったフロアです。
たくさんの煙を吸い込んだ壁はヤニで黄色く、ポスターが貼ってあったと思われる一部だけ白が残っていました。
これはエロキテル。
人間の性欲をエネルギーに変えて発電をしてくれるスーパー装置です。
あとはねずみちゃん。
続いて2階。一番好きだと思いました。
かつては人間が掃除をしていたけれど、今はロボットが掃除をしている。だったらアートもロボットに
みたいなことが書かれていたような気がします。
無機質に動くルンバが描き出した渦巻き。と黒ずくめのわたし。
最後。一階。
今回の展示の象徴らしいです。
ビルバーガー。
4階からぶち抜いてそのまま挟んじゃってます。
上から見るとこんな感じ。
新宿だからできたことらしいです。
15日の夜は、 悪魔のしるしによる百人斬りのイベントがあって、
たくさん人が集まっちゃって 、何事だ〜〜みたいな。
この話はちんぽむの人が関係者の人に話しているのを盗み聞きしたのですが、
この展示でのイベントではおまけではなく、イベントも含めて展示。
のようなことをおっしゃっていました。
こういうハプニング的なことが2016年にも起きる、やる人がいる。時を感じます。21年しか生きてないけれども。
このビルが建った時とは、まるで違う風景が新宿歌舞伎町には広がっています。
ゴジラのビルができて、広くなった道はなんだか少し寂しげでもあります。
新宿はセックスが入り乱れていたとも言っていました。
性のネオンは2020年にはきえてしまうのでしょうか。
煙草で黄色くなった壁も。
2020年は、どんな景色になっているのでしょうか。
リアル鬼ごっこ
園子温の映画なのに、所詮あのリアル鬼ごっこでしょう〜〜と思って見ていなかったので、今。
やっぱり、園子温の映画ダった〜〜〜〜。
透けるブラジャー、
めくれるスカート、
覗くパンティ。
ちぎれる胴体、
撃たれる顔面、
吹き出す血!
です。
この映画ただグロありパンチラありなだけではないと思います。
二回は見ないと語れない。
ので、もう一回みます。
ネタバレだけれど、
ミツコの世界はゲームの世界でして女の子しか出てこなくて、ミツコが出口を出るとミツコ以外は男しか出てこない。
なぜなのでしょう〜〜。
男たちがゲームの中の女の子たちで遊んでいるのでしょうか〜〜。
ん〜〜〜〜。
看板の光で照らされる男の裸はなんだか性的な印象をもった。
寺山修司っぽいと思った。
女の子が並んでいて、人形みたいだと思った。
途中の、シュールという名の女の子が詩を読むように話す場面、とてもよかった。
これは関係ない。
渇き。
J:comのおかけで充実した映画ライフを送っている。
日本映画専門チャンネルで、月イチ衝撃作というのがありまして。
衝撃作をそのままカットしないで放送してくれる、ありがたいチャンネル。愛の渦とか、私の奴隷になりなさいとか。セックスのシーンが多い映画をリビングの大きいテレビで観られないのが難点。
今回は『渇き。』
2014年、大学入って仲良くなり交際寸前だった人と観に行った、、、
汗と血と煙の汚さと
プールと制服とかなこの美しさ。
この対比が素晴らしい。
と私は思ったのですが、一緒に観に行った友達は気分が悪くなっていたようなので言えませんでした。
一回目、時系列がわからなくてストーリーを完璧に理解できなかったのが悔しかった。
二回目、時系列がやっぱりわからなくてストーリーを完璧に理解できなくて悔しかった。
ぜったいに三回目を観ます。
レイプ、シャブパーティーのシーン。
人が狂っているのを観ていて楽しい。
人を撃つのもためらいがなくて面白い。
指撃ち抜かれているのに、車の窓割れていないのが謎だけれど。
バイオレンスなシーンは勢いがなくてはね。
渇き。のいいところは、
小松菜奈のでてくるシーンがとにかく美しいところ。
役所広司の出てくるシーンがとにかく汚いところ。
一番最後のシーンは2つがうまく混ざっていて、あぁなるほどねぇと思った。(今回気づきました。)
渇きはちゃんと観ないとわからなくなってしまう。
ウェイクアップアンド…
肩を並べて江戸川沿いを歩く男女を電車の中から眺めながら23を聴いている。
このまま常磐線で好きな人の住む町へ行けたらなぁなんて思いつつ。
プププランドは電車に乗っている時に聴きたくなる。
電車で好きな人に会いに行く時の、楽しみだけど、ちょっとドキドキしちゃって、余計なこと考えちゃう、あの感じ。
あの感じと一緒に聴きながら、電車の窓の外を見るのが好き。
窓の向こうの方では太陽が沈んでいて、大好きな鉄塔がオレンジの中に立っている。
居酒屋の看板が光り始めて、高層ビルの電気、高速道路のライトがキラキラしてる。
そんな景色を眺めながら、御茶ノ水へ向かっている。
好きな人には会えないけれど
BGMはプププランド。
ディストラクションベイビーズ
キネマ旬報シアターありがとうございます。なかなか東京で映画を見る時間が取れなかったのでキネマ旬報シアターで見てきました。
最初から最後まで、殴りっぱなし。
途中で挟まれる音楽が雰囲気醸し出していて良かったです。
祐也(菅田将暉)は、泰良(柳楽優弥)がいるから商店街を無双状態で暴れられたのであって、泰良無しではただの腰抜けなわけです。登場人物の中では圧倒的にどうしようもないほどのへたれクズだと思いました。本当にそう思わせる演技をする菅田将暉はすごい。
私は映画から何かメッセージを受け取ったり、感じ取ったり、考えたりするのが苦手というか、しないので、どこがどう面白くてどこがどうつまらなく感じたかをただ記録していこうと思います。時が経って見返したとき、あのときはこう思ったけれど、今はこう思うナァ、、、と考えられればいいかな。
おもしろかったのは、殴るときの音。よくある映画は小学生が殴るときみたいにドュクシ!!って音だけど、この映画は本当に皮膚と皮膚が当たる音のように感じた。みんな血が出るのは鼻の下から口元にかけてなのはなぜだろう〜と思ってしまったけど。そういうの考えちゃうからだめなんだろうな〜〜。
つまらなく感じたり、冷めたりしたところはなかったかな〜〜〜〜。
トランクにナナちゃんが詰められて、死にそうになってるシーンで、あぁそうかこういう車はトランクまで空調がいかないんだ、、と思った自分に悲しくなった。
泰良が殴ることに関して、特に何も考えなかった。なぜ殴るの〜〜ってひたすら気になって気になって仕方なかった。過去に触れたのが工場の人(でんでん)が話してたところくらいだから、結局わからないまま。
どういう見方をすればいいのかわからないまま、最初から最後まで見ていて、108分があっという間で、見入っていたら終わってしまった。
これは、たぶん、ソレダケを見た人はなんのとなく感じることだと思うけれど、音楽の入れ方、ギターの音の作り方が、ソレダケを思い出させる。
まぁ、ソレダケはブッチャーズだし田渕ひさ子だし、ディストラクションベイビーズは向井秀徳だし、同じバンドだったからそうなるのかな〜〜と。
気になるので近々ソレダケを見よう。
人はなぜ映画を見るの〜〜〜〜
さよなら歌舞伎町
映画館で見たときも自分の部屋で見たときも同じところで同じだけ泣いた。
人生で1番泣いた映画と言えるくらい泣いた。
我妻三輪子が言う「わたし 本当に好きな人としたことないんだ」というセリフがつらい。映画館で見たときはそのまま自分に響いて辛かった。今は全く違うけれど。好きな人とすることがどれだけ大切か知る前と知った後では響き方がかなり違う。
あぁ、思い出して泣きそう。
ホテヘルしてる彼女とお姉さんからお金もらってる彼氏の韓国人カップル。
「洗って。落ちないかもしれないけど。」
愛だ、、全部、、、。
この映画見ると、好きなひととできることがどれだけ幸せか改めて考えてしまって涙が止まらなくなる。
染谷と前田敦子のメインストーリーよりもその周りのサブストーリーがよくできている。
二回目見て気づいたけど、純粋なセックス(恋人同士)はうつしていないっぽい。
思いっきりAVかと思うようなシーンは、イリアちゃんのシーンとか、不倫のシーン。
本当にそういう意図で作ってるかはわからない。
この映画、つまらない人はつまらないだろうし、エロいだけと思う人はそう思うかもしれないけれど、私とってはすごく切なくてでも見終わった後、好きな人に会いたくなるような映画でした。
さてさて、さよなら歌舞伎町における染谷将太の評価です。
ビュアル:★★★★★
「俺はここでくすぶっている人間じゃない」
そんなこと言うならやめて違うところ行けばいいのに〜〜と思いました。
染谷のビジュアルに関しては最高の映画でした。
まあでも、染谷将太よりもストーリーが良いので、何回でも見たいと思える映画でした。